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NEWLY BORN 近鉄八尾本店~パン屋~

~店主の生い立ち~
NEWLY BORNの店主は、東京のお店で3ヶ月間パン作りを勉強され、その後、大阪の堺市にできたお店で1年間パン作りを勉強され、 さらにその後、八尾市河内山本にあるモン・ナポレオンのパン屋さんでパン作りを勉強されました。
そして独立して、NEWLY BORNを始められました。NEWLY BORNとは「新しい産声を上げる」という意味で、 ①店主のご家族は代々八百屋を経営されてきましたが、新しくパン屋さんを始めるという意味と、
②新しいものを提供していきたいという意味が込められています。
~パン屋さんを始めたきっかけ~
店主のお父様が過去に八百屋をされていて、自分も独立して店を構えたかったということがきっかけでパン屋さんを始められたそうです。
最初はケーキ屋さんをしようと思い専門学校に通われたそうですが、その環境が肌に合わず、 前出の東京のお店を訪ねたそうです。お店の厨房に入ると、空気が張り詰めていて緊張感があったそうで、 厳しい環境に身を置きたいと考えていた店主は「ここだ」と感じ、パン作りを勉強することとなりました。 お店には他の人よりも早く行って勉強し、他の人が帰ったあとも熱心に勉強なさったそうです。
~お店の自慢の商品~
お店の自慢の商品は、曜日限定食パンと月替わり食パンです。
曜日限定食パンは、火・水曜日が牛乳トーストと伊予柑ブレッド、木・金曜日が河内庵さんの豆乳を使用した豆腐食パン、 土・日曜日が生(うぶ)という、はちみつと生クリームを使った食パンです。
8月の月替わり食パンは、ほうじ茶食パンです。
10月の月替わりメニューは、カボチャのデニッシュ、カボチャのホワイトシチュー、サツマーニュ、肉まんパリパリ、マラサダ風ドーナツです。
豆腐食パンと生食パン、ほうじ茶食パンをいただきましたが、豆腐食パンはふわふわなのにもちもちしていて、豆腐特有の豆の風味と、 優しい甘さが感じられました。生食パンはふわふわでしっとりとしていて、こちらも優しい甘さが感じられました。
ほうじ茶食パンはふわふわなのにもちもちしていて、口に入れた瞬間からほうじ茶の香りがしました。甘さは控えめで、ほうじ茶の深い味がしました。
お昼前はパンの種類が一番多いそうなので、入店するのにオススメです。
~一升パンと素敵な奥様~
NEWLY BORNさんではお客様のご要望にお応えして、一升パンを作っています。一升パンには店主の奥様直筆の巻き手紙も添えられており、 購入されたお客様はそれを見て大変感動されます。今では週に1回一升パンの注文が入っているそうです。
奥様は、パンを売るのではなくて、パンを通じてお客様の想いを伝えるお手伝いをしたいと仰っていました。
そして、「お店を大きく広げる予定もないし、地域に密着した、地域の人に愛されるお店であり続けたいです。
お客さんが、雨の日でも風の日でも行きたくなるような、楽しくてホッとするような、そんなパン屋さんであり続けたいです。」と仰っていました。
~ご主人の究極のゴール~
ご主人は、平成6年から奥様と2人でお店を始めその後、多くの従業員の方々に支えられ、2店舗を経営し、多くの経験をさせて頂いております。
今後はその経験を元に新たに自分の納得のいくパン作りを、そして楽しみながら更なる挑戦をしていきたい!!と仰っていました。
取材をさせていただいて、ご主人は非常に真面目で職人気質な方だと感じたので、お店の将来がとても楽しみです。
写真、文:近畿大学 辻井 梓葵
住所〒581-0802 八尾市北本町2丁目11-13
電話072-923-7782

登録店舗数

1050店