八尾の伝統 花づくりの里
八尾やまんねき 花づくりの里
八尾市の高安山山麓は地元で「やまんねき」と呼ばれる古くから人々が暮らす里山です。
市北東部の神立・大窪地区では、江戸時代の中ごろにはキクや切枝用(サクラなど)の花づくりが始まったようです。
草花の栽培法を本格的に取り入れたのは明治中期、大阪の長居村から伝わったといわれています。明治末期には蕾が固い花枝を切り、促成開花させる技を全国に先駆けて考案しました。
大正時代には急傾斜の山に花木畑を拓き、各家で「花きと切枝花木栽培」が盛んになっていきました。
花も時代とともに変わっていき、今日では草花中心の花づくりになっているようです。
ここ「花づくりの里」では色とりどりの草花や花木に集まる蝶や小鳥たちとも触れ合うことが出来ます。ぜひ皆さんでお出かけください。
色鮮やか!!八尾の花々
伝統に彩られた八尾の花栽培は、現在も地区のたくさんの花農家により大切に守り継がれています。
仏花としても重宝されるキクや、桃の節句に欠かせないハナモモなど、その種類はじつに様々、数十種類にものぼるといわれています。
菊
花桃
ユーカリ
葉ボタン
アスター
カンパニュラ
キンギョソウ
クジャクソウ
ケイオウザクラ
ケイトウ
スモークツリー
トルコキキョウ
ナデシコ
ヒマワリ
ミモザ
フゲンゾウ