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中川鮮魚店~鮮魚販売(魚屋)~

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店主プロフィール 氏名:中川 元丞(なかがわ もとつぐ)さん
趣味:映画鑑賞
祖父が始めた鮮魚店、受け継いで3代目
 今の時代には珍しくなった個人商店の鮮魚店です。
スーパーの鮮魚コーナーとは一味違った昔ながらの「魚屋さん」です。
「中川鮮魚店」の始まりは祖父、恩智の駅近くにあった昔ながらの市場の中で80年ほど前に始めました。
今、その市場はスーパーになっていますが、父の代に今の店に移転し個人商店として営業を続けています。
二十歳前から店を手伝い始めてもうすぐ30年、地域の皆様に信頼される、愛される鮮魚店にと頑張っています。
ようやくお客さんの信頼を
 店を手伝い始めた頃、一人で店番をしているとお客さんから「お父さんはいないの?」とよく聞かれました。
経験の少ない自分にはまだまだ信頼がなかったのでしょうね。
魚の良し悪しもわかるようになり、また、お客様の好みもわかるようになってきました。
 春夏の今の季節はやはり白身の魚が美味しいですね。
今日は長崎県産のイサキを仕入れています。
間違いなくいい魚です。
お造りに、焼き魚に、煮魚にと、とても美味しいですよ。
仕入れは毎朝午前3時から
 魚は鮮度が命、仕入れには特に力が入ります。
大阪市内の卸売市場まで毎朝出かけます。
ちょっと眠いなあと思うこともありますが、そこはプロ根性で。
コロナ禍の大変な時代ですが市場ではちょっと異変が起こっています。
料亭や飲食店が休業を強いられているからでしょうか、高級魚が意外に安い値段で仕入れできるんです。
お近くにお越しのときは是非店を覗いて見てください。
こんな魚がこんな値段でと。見るだけはタダですからお気軽に。
これからは総菜も充実
 これからの暑くなる季節、焼き魚や煮魚などの総菜物も増やしていきたいと思っています。
総菜物は決して手抜きではないですよ、「美味しそうやったから買ってきたの」と食卓に出していただければきっと満足してくれますよ。
午前中にご希望の注文を頂ければ夕方に仕上げてお待ちしていますので、どうぞお気軽にご連絡ください。
 店は一人で切り盛りしているので大変ですが、休みの日にはレンタルDVDで映画鑑賞を楽しんでいます。
ノンビリできていい気分転換になりますね。
取材を終えて
 取材中にご近所のおばあさんが来店。
今日あたり来られるだろうと大好きな「ウニ」を仕入れて待っていたそうな。
その会話を側でお聞きして「ああ、やっぱり町の魚屋さんはいいな」とつくづく実感しました。
 魚の話をする中川さんの目がイキイキ、店先に並んでいる魚の目も黒々、
帰りに鯛を買って早速煮つけに、「うん、間違いない!」
住所〒581-0883 八尾市恩智中町1丁目38
電話072-943-6316

登録店舗数

1075店